何もしないという贅沢。
僕の最も親しい(勝手に思っているだけ)リア友のKGと、どっか行こう。
どこの温泉いく?何見に行く?
という話になったのですが、お互い雪のあるところいきたいよね。
以外出てこず・・・。
ある意味それも当然。
一緒に今までどれだけの場所に行き、どれだけの苦労を共にし、どれだけの写真を撮り、ドライブをしたことだろうか?
思いついたのが、
泊まりにいかないか?
ということ。
これまで車中泊だったり、泊まる。ということに重きを置いた旅行ってあまりしたことないんじゃないか。
そんなことから始まった今回の旅行。
目的地は僕が提案した、青荷温泉・ランプの宿
一時JRが駅に大々的に宣伝してたのをみて、行ってみたいな。と思っていた宿でした。
毎度のことながら、深夜出発は当たり前の2人
そう、ふたりはプリキュアだからね。(野郎だけど。)
あ、ぼくはかわいいツヴァイちゃんなのでお間違えなく。
とりあえず一発目の目的地は温泉です。
温泉とは何か。もはや哲学である。
普通の人は温泉といえば、旅館に泊まりゆっくりするもの。と答えるでろう。
しかし僕たちは違う。
片道1時間の車が入れない雪道を歩き到達する。それが温泉である。(いや、ただのバカだよ。自覚して、どうぞ。)
ともあれこれもこの界隈では有名な奥奥八九郎温泉というところです。
鉄の濃度は低いもの、赤褐色で足元湧出で野湯という非常に珍しいものです。
普通温泉といえばお湯が注がれているのですが、ここは足元から湧いている。
珍しいんですよ。
雪のない季節であれば、林道になっていて車で近くまでこれるので楽したい人は真冬に来るのはおすすめしません。
またふもとに車でいける八九郎温泉というビニールハウスの温泉もあるため、こっちをおすすめします。
これほんとに温泉か?というツッコミはさておき、良い泉質です。
さて、ここからが本題の青荷温泉・ランプの宿です。
簡単に説明してしまうと、電気・電波のない宿で過ごそうよ。
ということです。
簡単に言ってますが、かなり拷問ですよ。
デート行った時、彼女がつまらなってずーっとスマホとにらめっこしてる。そんな経験ありませんか?
あれが一切できないということ。
つまり、一緒に行った人と泊まる時間ずっと話して過ごさなきゃいけないということです。
行く人次第でとても充実したものになるか、退屈過ぎて早く帰りたい。となるか運命の分かれ道。
それでも行きますか?
僕は、信頼できる友人がいたので行ってみました。
結果から言えば最高の時間が過ごせました。
ランプの宿を謳うだけあり、電気ではなくオイルランプです。
これがまたいい雰囲気なんだ・・・。
温泉に浸かり。
飯を食い。
酒飲んで、思い出を語りあう。
そしてまた温泉に入る。
なんと素敵な時間だろうか。
パソコンやスマホ。知らず識らずのうちにそういったものに縛られている現代社会。
一度抜け出して原点に帰ってみてはいかがでしょうか?
なにもない贅沢。なにもしない贅沢。ありますよ。
降りた瞬間スマホいじってツイッター見てしまったので、そういうことなんですけどね。
また、何十年かしたら思い出を溜めて一緒に吐き出しに来たいものです。
それまでいい友人でいてくださいね。
ここから普通の旅行記です。興味なければ飛ばして頂いて結構です。
もう一つの目的は大間に行き、まぐろを食べること。
値段は問わない。これが条件。
お互い美味しいものには値段に糸目つけないエンゲル係数高めの人間なので。
手前から大トロ、中トロ、赤身、鉄火巻
きちんと半分ずつわさび抜き、わさび入り。分かっている。
わさびも美味しいが、素材本来の味を楽しむために抜きも用意。粋な計らい。
もう美味しいのは言うまでもなく、食べたマグロのなかでは一番美味しい。
これで6000円。
大将いわく、銀座で食ったら30000万じゃ食えないよ!とのこと
そして、次は彼女連れてこなくちゃな!と。
えぇ、精進させていただますとも。
おおま~!本州最北端の地です!
他にも鶴の舞橋などもめぐりました。
南下し、乳頭温泉のにも。
以前鶴の湯は行ったので、今回は蟹場温泉へ。
雪の中に佇む温泉、これぞ原点にして頂点。
寒い~といいなら入る温泉。趣がありますね。
ただやはり、初めていくなら鶴の湯でしょう。
雰囲気や温泉の数どれをとってもそちらでしょう。
最後は僕の希望で本場の岩手の冷麺が食べたい!
ということで焼き肉食って、〆に冷麺を頂きました。
文句なしに美味しかったです。
焼き肉で火照った身体に、スルリとはいる冷麺。これが最高。
写真はとくに無いのですが、このあと無理を行って夜通し走ってもらい、宮古へ。
これで本州最東端に行けました。
本州四端制覇です!
1ヶ月以内に!笑
ばかですね~~~!
こんな旅行に付き合ってくれた最高の友人に感謝感謝です!
つまりこれからもどうかよろしくね。